冷海水製造装置 魚介の鮮度保持、衛生的な管理に


年々、気温が上昇する日本、冷たい海水で洗う事が鮮度を維持する第一条件

 

殺菌冷海水供給システムは常時、海水冷海水を供給でき、水温を均一化、塩分濃度を均一化するなど、水温、

水質の管理を行うことができます。

海水を直接殺菌、冷却するシステムですから冷却するためのランニングコストを低減できます。

海水冷海水装置

 

 

冷海水とは海水殺菌を濾過、殺菌して

約0度まで冷却したものです。

 

   安心 安全 経済的

【 殺菌冷海水 使用用途 】

 

  • 漁獲時の、活き締めによる鮮度保持。
  • 魚槽、魚箱での鮮度保持。
  • 魚体選別機のシャワーでの活用。
  • 市場での魚体洗浄、冷水による鮮度保持。
  • 魚槽、魚箱での鮮度保持。
  • 加工場での魚介類の洗浄、鮮度保持。むき身のウニなどの洗浄、鮮度保持
  • 開き魚の内部洗浄水での活用。冷凍魚の解凍水として。
  • 活魚水槽、セリ水槽用水として。活魚輸送水として。

 

  氷に代わる殺菌冷海水。菌の繁殖を防ぐ事により、より鮮度保持をすることができます

 

 

【 殺菌冷海水のメリット

 HACCP対応  鮮度の向上 ⇒ 魚価格上昇による収入増

 殺菌冷海水装置のシステム


衛生管理の順序

 

  1. 海水
  2. 濾過
  3. 紫外線殺菌
  4. チラーにて冷却

[細菌について」

  細菌の発育と温度の関係

 

安全帯  ー5℃~5℃ 大部分の細胞は発育しない 

      ただし冬眠状態で生きている

 

やや安全帯 5℃~10℃ 大部分の細菌は抑えられる 

 

危険帯   10℃~57℃ あらゆる細菌が増える

 

 

いかに低い温度で、鮮度維持していくかが重要


  細胞分裂のスピードと増え方


  細菌が1分裂する時間      1時間後の分裂数     2時間後

【 殺菌冷海水使用の効果 】

 

使用海水中の細菌が大幅に減少⇒食中毒の危険性が大幅減少

                 3日でも魚が美味しい

「殺菌冷海水」を導入した経営体の、ツバスの「K値」を表しています。「K値」とは、タンパク質の分解過程から鮮度の良し悪しを示す指標で、数値が小さいほど鮮度が良いことを表します。

 

大きな棒グラフはK値の平均値で、その中央の線は個体間の鮮度のばらつきを表しています。導入後から鮮度のばらつきが極端に少なくなり、鮮度が向上・均一化していることがわかります。


【 殺菌冷海水の必要性 】

食品衛生法 (H1367日改正

①生食用鮮魚介類の加工基準

    殺菌海水等を使用のこと

    ・殺菌海水 紫外線等の処理で殺菌された海水で、腸炎ビブリオ陰性

 

②漁獲後の魚介類及び活魚の取扱い

    ・輸送する場合 殺菌海水

    ・水槽等に海水を使用する場合 殺菌海水

 

③未加工品の魚介類及び殻付きの貝の取扱い

    ・洗浄に海水を使用する場合 殺菌海水

    4℃以下で保存

 

 

④生食用鮮魚介類の保存 以下